合同会社の「社員」

会社法等で使う用語に「社員」という用語がありますが、これがなかなか紛らわしい。

 

社員というと、一般的には、会社員、サラリーマンのようなイメージがありますが、会社法で使う「社員」はそれらとは全く異なります。

 

会社員、サラリーマンは、「従業員」「労働者」であり、会社法で使う「社員」は、「会社に出資をした人」という意味で使います。

 

合同会社では「社員」、株式会社では「株主」がそれに当たります。

 

→ 社員・業務執行社員・代表社員とは

 

 

時々、「(合同会社の)社員が変わったから登記しなければならないのか」というお問い合わせをいただくことがありますが、従業員を雇う・従業員が退職したという意味であれば変更登記は必要ありません。

 

出資者である社員のうち、業務執行社員、代表社員に変更が生じた場合に限り、その登記を申請する必要がありますのでご注意ください。

 

とてもわかりにくい、というか紛らわしい話ではありますが。

 

→ 合同会社の社員(役員)変更手続きについてはこちら

 

 

 

 

 

司法書士の西尾努です。昭和42年4月1日生まれ、血液はO型です。

 

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合同会社設立

 

「合同会社・有限責任事業組合の設立と運営手続き実践書式50」という書籍を監修させていただきました。